古いおもちゃは超高額?高額査定につながるレトロ玩具いろいろ

レトロ玩具といわれるもの

レトロ玩具といわれる古いおもちゃは、昭和初期のブリキから昭和後期に販売された超合金に至るまで、数限りない種類があります。とはいえ、古いから何でも価値が高いのかというとそうでもなく、古いだけで価値がないものから、本当にボロボロなのに高額なものまで、ピンキリなんです。

レトロ玩具の中でもおもちゃの流通量がぐっと増えた昭和30~50年あたりのブリキやソフビ人形、超合金、カードなどがよく注目されます。

特にブリキのおもちゃは、鉄腕アトムや鉄人28号、パーマンなどキャラクターもので箱付きの場合は100万円を超えるものがあるほど、もちろん査定は状態によるので、一概にはいえませんが、高額になるものもたくさんあります。

レトロ玩具で高額になるモノ(種類)

レトロ玩具だからといって全てが高額とは限りません。
コレクターがたくさんいる種類や流通量が極端に少ないものなど、やはり人気度やレア度によって、価値は大きく変動します。
古いおもちゃで高くなる傾向にあるのは・・・
マルサンやブルマァク、ポピーなどのソフビ人形
ウルトラマンやウルトラ怪獣、仮面ライダーなど特撮系が多いかもしれないですね。

数え上げるときりがないので、高額査定に繋がりやすいものをいくつかピックアップしてご紹介します。

ブリキのおもちゃ

レトロ玩具の中でも最もわかりやすいのがブリキのおもちゃ。
鑑定団などのテレビでもよく見かけるので、ブリキのおもちゃが出てきたら誰もが「お?これは?」と思うかもしれません。
その種類は、自動車からキャラクターものまで多岐にわたりますが、古いから何でも高いとは限らないのが悩ましいところです。

高額になりやすいのは、やはり鉄腕アトム、鉄人28号、宇宙エースなどのキャラクターものであることと箱や付属品が揃っていることが重要です。
とはいえ、キャラクター以外のおもちゃにも価値のあるものがたくさんあるので、ブリキがでてきたらどんなものでも一度査定を依頼したほうがいいですね。

ジャンボマシンダー

60センチほどある大きなフィギュアで、マジンガーZやグレンダイザーなどアニメのロボットや仮面ライダーや怪人など当時はたくさん発売されましたが、現在の流通量は比較的少なく、状態が悪くても物によっては高額になります。

ガレージキット(ガレキ)

海洋堂やビリケン商会、ボークス、WAVEなどのメーカーから発売された主にレジンキャストの組み立て式フィギュアです。
アニメに登場する美少女フィギュアや怪獣・怪人、ゴジラなど特撮映画のキャラクターが多く流通しています。

超合金

当時物の超合金というとマジンガーZやライディーンなどロボットアニメのキャラクターや飛行機などのメカが思い浮かびますが、他にも仮面ライダーやゴレンジャーなど特撮ヒーローの超合金、ロボコンのキャラクターに加えて、ずっしりとしたパーマンなんかもビクトラー合金として販売されていました。

今でも超合金魂として愛され、当時からロマンが受け継がれています。笑

ソフビ人形

ウルトラ怪獣や仮面ライダー、怪人、ゴジラなどに代表され、現在も根強い人気のソフビ人形ですが、当時物は今より少し小さめで、材質も硬くなっています。

ブルマァクやマルサンといった古いメーカーのソフビが高くなる傾向にありますが、ポピーのソフビもたくさん流通しています。ブルマァクの刻印を見つけて興奮していると実は復刻版だったというケースもありますので、注意が必要です。

リカちゃん人形

リカちゃん人形は、1967年に初代が発売開始され、1972年に2代目1982年に3代目となり、現在は、1987年に発売開始された4代目が現役です。

1992年に5代目が出たのですが25周年記念として一年間だけの発売でした。

中でも、初代リカちゃんや2代目リカちゃんは、状態が悪くても高額査定になることが!

顔の表情や目の星の数が違っているので、古いリカちゃんが出てきたらよく見てみてください。

ちなみに、リカちゃんが進化を遂げる間に発売された、レディーリカちゃんを始め、タミーちゃん、夢見るアイドルえり子(エリリン)などの人形も高額査定になるものがたくさんありますので、古い人形は捨ててはダメですね。

セーラームーン

セーラームーンといえば、現在のプリキュアの魁となる存在で、憧れた方も多いのではないでしょうか?

当時の変身アイテムや人形は状態が良ければ高額査定につながるものがたくさんあります。

ブリキのように何万円から何十万円とまではいきませんが、数千円や良ければ1万円を超えるようなものも。

女の子はおもちゃも大切にすることが多いので、状態がよいものが実家からでてくるかもしれませんね。

レトロ玩具で高額になるモノ(状態)

レトロ玩具は、その名の通り古いものなので、きれいな状態で保管されているほうが珍しいのですが、箱があるかどうか、部品が揃っているかどうか、本体の状態はどうか、という一般的に査定に響く内容がそのまま当てはまるのですが、一般のフィギュアやおもちゃと違うのは、箱があるだけで倍以上の値段に跳ね上がるケースが多々あることです。

また、付属品のミサイルだけでも何千円になるものがあったりするので、知らずに捨ててしまって後悔してしまうことも。
本体の状態も良いに越したことはないのですが、実際には、ロボットなどは腕が無いとか、頭が無い状態でも一体で数百円から数千円になるものがたくさんあります。

腕が取れているからとか、付属品がバラバラでわからないからと捨ててしまわず、全て一緒に査定に出すことで高額買取が期待できるかもしれません。

 

レトロ玩具でも価値が低いモノ

何度も繰り返しになりますが、レトロ玩具といっても古いから何でも高額になるわけではありません。
「これはレアだろ!」と思っても、流通量が多かったり、人気がなかったり、古さと相場がリンクしないのが難しいところです。いくらレアでも、欲しい人に行き渡っているとなかなか高値で売れないというのが現実です。

古いおもちゃの中でも、ビー玉やメンコ(べったん)、ベーゴマなど、子どもたちがみんな持っていたものは、現在でも流通量が多く、安価になってしまったり、野球盤やドンジャラ、ボードゲームなど、世代が変わっても進化を続けて発売されている玩具も古いからといって高額になることはありません。

他にも、もぐらたたきゲームやサッカーゲーム、黒ひげなど、家族でワイワイ楽しむ玩具も高額になりにくいものがほとんどです。

高くなるものは、男の子だとウルトラマンや仮面ライダー、ゴジラなどのキャラクター玩具や超合金など、女の子は、リカちゃん人形やセーラームーンなどやっぱりキャラクター系が強いですね。