おもちゃの寄付ってどうやるの?おもちゃ寄付の方法と寄付先まとめ
おもちゃの処分の代表格「寄付」について
寄付すると言っても、お金ではなく、おもちゃとなると、どこに?送るの?取りに来てくれるの?お金はかかる?
など一口に寄付といっても寄付する相手や手間などはざまさま、どうやってどこに送ればいいのか、その前に、寄付できるものなのかどうかなど、そんな玩具の寄付についてご説明します。
友人や親戚へ譲る
不要になったおもちゃの処分方法の第一位と言っても過言ではないのが、
「他人に譲る」つまり誰かにタダであげることです。
ゴミとして捨てるのはもったいないけど、売れるほど勝ちがあるとも思えない、そこで、甥っ子や姪っ子が使えるものならあげよう、近所のママ友の下の子にあげようなど、親族や友人へ譲るケースは多々あります。
ただ、ママ友となると、同じ年代の子供がいるので、当然ながらその家庭にもおもちゃがあります。
だから「いらない」と断られることも。(笑)
特に、トミカタウンやシルバニアのハウスなど大型のものは邪魔になるのでなおさらです。
おもちゃの処分の最有力候補にも弱点はあるのです。
お友達とはいえ、無理に押し付けると印象が悪くなることもあうので、まずは「いるかいらないか」聞いてみるのが大切ですね。
譲るのも断られてしまうと処分になってしまうので、その前に売れるものは売っておきましょう!
おもちゃって寄付できるの?
売れるおもちゃを売ったあと、友人や親族へ譲ったといってもすべてのおもちゃが手元からなくなるわけではありません。
そこで次の選択肢となるのは、「捨てる」または「寄付する」
どんなおもちゃが寄付できるのか、寄付といっても「タダであげるのだから何でもいいんでしょ」という訳にはいきません。
各団体で何がOKで何がダメなのか、細かく決まっているところもあれば、ある程度何でもOKなところも。
ただ、何でもOKのところは、本当に寄付しているのかも疑問だったり・・・
自分が良かれと思ってしたことが、不法投棄や社会問題の一端にならないよう注意も必要です。
では、寄付できるおもちゃはどんなおもちゃかというと、
実際にはベビー玩具から仮面ライダー、ウルトラマン、シルバニアやプリキュア、ミニカーやプラレール、レゴグロックなど普通のおもちゃならだいたいなんでも受け付けてもらえます。
逆に絶対にダメなものは、破損している、汚れが酷い、カビが生えている、など子供が使用するのに危険な状態のものです。ただし、団体によって、ぬいぐるみはダメ、パズルはダメ、日本語のボードゲームなどはダメ、など細かく決まっているところもあります。
寄付したいおもちゃがどんなものか把握し、団体の受け付けている項目に当てはまるのか確認してから寄付の手続きを行うことが必要です。
寄付にかかる手間と費用
寄付するとして一番気になるのは、お金がかかるのかどうか?
これも団体によって様々ですが、お金がかかるケースでは、おもちゃを団体に送る送料の実費を負担するケースがほとんどです。
それ以外に海外への送料負担として費用を求める団体もありますので、注意が必要です。
無料回収から寄付するケースや買取店に依頼して引き取ってもらい、買取店が寄付するケースでは費用が発生しない場合もあります。
手間としては、ダンボールに詰めて送るのが一番手間がかかるところですが、その前に、送り先である団体や寄付して良いものかダメなものか確認したりという、見えない手間も発生します。
Google検索で「おもちゃ 寄付」と調べるとたくさん出てきますが、どこにでもなんでも送れるわけではないので、しっかり確認してから送るようにしましょう。
万が一、事前申込みが必要などの制限があった場合、荷物の受け取りを拒否されて戻ってくるだけでなく、返送料まで支払う羽目になってしまうことも・・・
NPOへの寄付
おもちゃに限らず寄付といえば、NPOなどの慈善団体が頭に浮かぶのではないでしょうか?
日本赤十字やユネスコ、ユニセフなど、全国、全世界を舞台に慈善活動をしている団体もあれば、少しでも困っている人を助けたいという思いで個人が活動している組織もたくさんあります。
NPOという組織になるには様々な規制や要件をクリアしないと行けないので、NPOではなく、一般社団法人や一般企業などが、慈善活動を行っているケースのほうが多いぐらいかもしれません。
実際にNPOなどへおもちゃが寄付できるのでしょうか?
一般的に、NPOが受け付けているのは寄付金、つまり現金での寄付であることがほとんどです。
物品を寄付として受け付けている団体もありますが、その多くが、換金しやすいもの(貴金属、ブランド品、切手や葉書、外貨など)に限られています。
おもちゃや雑貨などを寄付として受け付けているNPOはほとんどなく、一般企業が事業の延長で無料で受け付けているケースが多いようです。
NPOでおもちゃを受けているのは、NPO法人 子ども支援センターが代表としてあげられます。
NPO法人 子ども支援センターは、文具やおもちゃなどを途上国に寄付する活動も行っています。
その他に、下記のような企業が海外への販売や寄付をおこなっています。
エコトレーディング
株式会社ウォークが運営、寄付されたものは、主に国内にてリサイクル品として販売
ワールドギフト
合同会社D-WALKが運営、寄付する箱の大きさによって費用が発生
買取業者では、下記の企業が海外への寄付をおこなっているようです。
買取専門店トレジャー
株式会社R-evolutionが運営、おもちゃ・ホビーの買取専門店、値段のつかないおもちゃは無料回収して、東南アジアに寄付
幼稚園や児童施設への寄付
おもちゃや子供用品などは、幼稚園や保育園、児童施設などへの寄付も選択肢の一つです。
比較的きれいな遊具や高価なおもちゃは、子供が通った幼稚園や馴染みのある児童施設などへ寄付することで喜んでもらえる場合があります。
場合があると書いたのは、何でもかんでも喜ばれるわけではないのが現実だからです。
保育園などにはすでにおもちゃがたくさんあるので、常に不足しているわけではありません。
そのため、足りないものや壊れて代わりが必要になったもの、オープンしたばかりで、おもちゃが不足しているなど、タイミングと寄付したいモノが一致しないと受け付けてもらえないことも。
施設に寄付しようと思ったら、持ち込む前に受け付けてもらえるか確認しておきましょう。
大荷物を抱えて持っていったはいいけど、断られて持って帰るなんてことになると大変です。^^
買取店を通じておもちゃを寄付する
リサイクルショップや買取店の中にも寄付を受け付けているところがあります。
この場合、寄付というより無料回収になりますが、回収したものを廃棄するのではなく、企業側で海外などに寄付するルートを持っているということになります。
不用品の回収にお金がかかる時代、無料で回収してくれてリサイクルしてくれるのは有り難いですね。
ブックオフなども値段がつかない本を回収してくれますが、これも再生紙としてリサイクルされるなど、企業努力によって資源として生まれ変わっていたりします。
おもちゃや雑貨などは、ともすればゴミになるようなものの、捨ててしまえば、燃やされておしまいなので、リサイクルできるに越したことはないですね。
オススメの業者
おもちゃは、どこにでも寄付できるわけではなく内容によって寄付先は変わりますので、事前に団体に確認しましょう。
玩具や文房具などを引き受けてくれるNPO法人
NPO法人 子ども支援センター
https://children-support.or.jp/
運営会社がアジアへの寄付活動を行っていることもあり、おもちゃを無料回収してくれる。
壊れたおもちゃやパーツ欠品のおもちゃも引き受けてくれる
買取専門店トレジャー