買取サービスで気をつけること

買取サービスで気をつけること

買取サービスを利用するとき、できるだけ高く売りたい思うのは当然ですが、お店側も利益あっての営業なので、そもそも買取できないと断られたり、出張買取に来てもらえないという門前払いにあったりすることも多々あります。

そこで、今回は高く売るにはどうすればよいか、と同時に、買取してもらう際に何に気をつければよいのか書いてみます。

できるだけキレイに掃除する

フィギュアやドール、ダイキャストカー(ミニカー)、鉄道模型など、ガラスケースや棚の上に飾ってある場合、少なからず埃汚れがついていたり、劣化したりしていることがあります。

埃などは柔らかい布やハケなどで払えば取れることも多いので、買取に出す前に是非簡易清掃しておきたいものです。

価格が大幅に変わることも!

箱があるものは収納するまえに、汚れや痛みをチェックして綺麗にしておくことが大切です。

付属品は揃えておこう!

フィギュアなどは特に箱や説明書だけでなく、付け替えの付属パーツや武器、装備品などが揃っているか確認しましょう。

飾っているといつの間にか武器が外れて下に落ちていたということもありますので、箱に収納する時に必ず確認しましょう。

箱が無くても揃っていることが確実な場合は、「付属品揃ってます」と一言添えると、きちんと確認してもらえます。

売るタイミングや時期を見定めよう

コレクションを売る時期によっても査定価格が大きく変わることがあります。

季節による価格の変動は微々たるものですが、あえて言うとクリスマス前の11月頃が少し査定額が高くなります。

数年前からメルカリが台頭し始め、ヤフオクが簡単になり、個人がモバイルで容易に売買できるようになったことで中古品の相場は大きく下落傾向にあります。

古いものの相場は数年まえに比べて下落していること以外に、時期によって大きく変わることは少ないのですが、新商品は違います。

限定品などプレミアム価格にならない一般の新商品は、発売されて数か月で下落幅が一気に広がります。

書籍などは、読んだらすぐに(一か月以内に)売るのが一番高く売れます。

一番くじは、発売後、半年以内ぐらいが高値の目安になることが多いです。

予約商品や限定品などプレ値になる商品も最近は転売屋が増えていることから、プレ値状態がどのくらい続くのかかなり波があります。

半年から2年ぐらいでピークを迎えるものが多いのですが、売れ行きも落ちてくると、転売屋が慌てて売り出して一気に値崩れするケースも・・・

踏ん切りがついたら早めに手放すのが、高く売るコツです。
(なかなか割り切れないのが現実ですが・・・)

2個買い、3個買いしていた保管品などは早めに売ってもいいかもしれませんね。

シリーズコンプやセット商品は分けておこう!

シリーズものや食玩、カードなど、シリーズコンプしているものは、コンプで分けておきましょう。

査定員はプロですが、人間なので見逃されることがあるかもしれません。

コンプを分けておくことで、コンプとして確実に査定してもらえます。

シークレットなども分かるようにしておくとベターです。

食玩やガチャは、査定額が低かったり、そもそも買取できないと言われたりする物も多々ありますが、コンプやシークレットによって値段が変わってくることがあります。

細かい作業になりますが、是非シリーズで揃えて査定に出しましょう。

直筆サインは買取不可または減額の可能性も?

直筆のサインは高額査定になると思いがちですが、実際には査定額が減額されることが・・・

本人によるサインであると証明するものが無いことや、サインが書かれていることで、商品(または箱)が毀損してしまっていると扱われてしまうのです。泣

そもそも子供の名前などが記名されていると減額になるのと同じようなことが、サインでもありえるというショックな事実が・・・

大切なものは、売らずに手元に置いておくほうが価値を感じられるかもしれませんね。

買取対象外のモノを確認しておこう!

買取店といっても、総合リサイクルショップのよう家具、家電から雑貨まで買い取ってくれるお店、おもちゃやホビーの専門店、ゲームの買取店、カードの専門店、本といばブックオフ、など様々な買取店が存在します。

得意分やのお店に任せるのが一番高く売れるのですが、大量にモノがある場合、複数の業者に依頼する手間がかかってしまいます。

専門店を絞り込んで何が買い取ってもらえて何が対象外なのか、最初の問い合わせの時点で確認しておくとスムーズです。

まとめ

おもちゃやフィギュア、ホビーに限らず、買取やリサイクルに出すときには、専門店に絞り込み、そのお店で何が買い取ってもらえるのか確認し、付属品やパーツを揃えて綺麗にしておきましょう。

サインなどを含む、記名や書き込み、汚れや劣化などは大きな減額要因となることが多いので、大切な思い出のあるものは、二束三文で処分するぐらいなら手元に置いておくという選択肢もアリかもしれませんね。