捨てるだけじゃない?!手軽で賢い断捨離の方法
捨てるだけじゃない?!手軽で賢い断捨離の方法
最近テレビや雑誌でよく目につくことばに「断捨離」「遺品整理」「生前整理」などの言葉がありますね。
「断捨離」とは、「必要のないものを断ち、捨てて、執着することから離れる」ということ。
- 『断』 : 入ってくるいらない物を断つ。
- 『捨』 : 家にずっとあるいらない物を捨てる。
- 『離』 : 物への執着から離れる
不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的
簡単に言うと、「シンプルな生活」を実現することです。
部屋を片付けたい、モノを減らしたい、などと考えて断捨離を実行しようとする方も多く、まず不用な物を捨てることが断捨離の一歩という印象すらあります。
たしかに、生活に恵まれた日本では、粗大ごみ以外、捨てるのは簡単、そして、モノを捨てることで減らすのは非常に簡単なことではありますが、ちょっと考えてみてください。
ほとんどの捨てられたゴミは、焼却処分です・・・
「まだ使えるものではありませんか?」
「本当にゴミですか?」
「捨てるとなるともったいなくて、結局、減らせないモノありませんか?」
そうです。
断捨離の目的は、捨てることではありません。
勿体なくて処分できないものも、たとえば、親族や友人に譲るのであれば、手放せるモノもあると思います。
- 捨てる
- 譲る
- 売る
- 寄付する
など、モノを減らすための選択肢を幅広く考えることが大切です。
断捨離!踏ん切りをつけるための最初の一歩
断捨離といっても、どこから手を付けてよいかわからない人も多いと思います。
「使ってないけど、置いておきたい」
「必要ないけどあの人に貰ったから手放したくない」
そういった理由で、贈答品や雑貨などがたまっていくのです。
そういう私も放っておくと、引き出物の陶器のセット、グラス、タオルセットなど、クロゼットの一部がすぐ埋まってしまいます。
そこで、モノで溢れないための断捨離の方法をご紹介します。
本当にゴミはさっさと捨ててしまう!
不用品の中でも、本当に必要ないもの、使い古したもの、使えない物、古いものなど、リサイクルにも向かない物は、さっさと捨ててしまうことです。
「そんなものとっくに捨てちゃってるよ!」という方もいると思いますが、
部屋を見渡してみてください。
ペーパークラフト、埃を被った置物や雑貨・・・
今、パッと見ただけで、子供が作った折り紙、8月なのにクリスマスツリーのペーパークラフト、いつからあるのか分からない「のどスプレー」、雑貨のような置時計が3つ・・・普段は景色になってますけど、実際には必要なのか?
実は捨てても良いものが残っていたりしますので、捨てられるモノは捨てちゃいましょう。
捨てたくないけど必要ないものを選別
クロゼットや押し入れを開けてみてください。
贈答品の箱が山積み、使ってないタオルが山積み、いつか使うと思いながら使っていないモノありませんか?
お洋服もそうです。
1年着ない服は、3年着ない、3年着ない服は、一生着ないものです。
私も10年前に買ったバーバリーの革のジャケットが眠っていますので、時期が来たら査定に出す予定です。笑
とりあえず、すべて処分するとなると覚悟が必要なので、スペースを空けるとか、半分にするとか目安を決めて、必要なさそうなモノを絞り込んでいきましょう。
重要なのは、贈答品などは捨てる必要はなく、リサイクルに出せばよいので、気軽に選別することです。
自分では使わないけど、友人や親族にあげてもいいかな?という感覚で選ぶとよいかもしれませんね。
意外な不用品にも手を付ける!
普段は使ってないけど必要と思って置いているものの代表格。
本、CD、DVD、ぬいぐるみ、時計、アクセサリ、化粧品、お洋服、キャンプ・アウトドア用品、カー用品など、いつか使うと思っていても生活環境や技術の進歩によって使わなくなったものが置き去りになっている場合が多々あります。
その他、紙袋や包装紙、調味料やお菓子なども賞味期限が切れたものが置きっぱなしということが少なくありません。
冷蔵庫の奥のほうも見てみましょう。笑
捨てる以外の断捨離!不用品をリサイクルする
捨てるのは勿体ないけど、もう使わない物の処分にはリサイクルが最適です。
ゴミとして焼却されることが無いだけでなく、誰かが使ってくれるので、社会貢献にもなります。
お洋服やバッグ、本、CDだけでなく、家電製品や家具、化粧品やおもちゃなどもリサイクルできるものがたくさんあります。
総合リサイクルショップでは、破損やカビ汚れなど状態が酷いものでなければ、ほとんどのものが引き取ってもらえます。
もちろん、高く売れるとは限りませんが、誰かに使ってもらえるということは、ゴミになるよりはるかに大きな意味があります。
値段を気にしない場合、バザーやボーイスカウト、慈善団体に寄付するという方法もありますね。
ただ、その場合には、不用品すべてまとめてということにならないこともあるので注意が必要です。
不用品を売る方法
一般的に不用品を売るというと、リサイクルショップに持ち込むことが頭に浮かびます。
インターネットが普及した今は、リサイクルショップに持ち込むだけが、不用品を売る方法ではありません。
ダンボールに詰めて宅配便で送ったり、買取店が出張査定に来て、引き取ってくれたりする便利なサービスがたくさんあります。
とはいえ、どうしたらいいか不安という方は、こちらの記事をご参照ください。
処分したい物の内容や量によって、リサイクルの方法は変わってきますが、少量の場合は宅配買取、量が多い場合は出張買取をお願いするのが簡単でいいでしょう。
簡単に捨てるのではなく、リサイクルすることで心もスッキリしてはどうでしょうか。