価値がわからない大量コレクション、遺品整理でどうすべき?

思い出と一緒に出てくる“大量のコレクション”

遺品整理の際に、押し入れや倉庫、趣味部屋などから大量のフィギュアやプラモデル、ミニカー、カード、おもちゃなどが見つかることがあります。
それらは故人にとって大切なコレクションだったとしても、残された家族にとっては「価値がわからない」「どう整理していいかわからない」と悩むケースが非常に多いです。 

闇雲に処分するのはNG

一見古く見えるホビーでも、今ではプレミアがついて高額取引されているものも少なくありません。昭和の超合金、絶版ガンプラ、限定フィギュア、トミカ初期モデル、トレーディングカードなど、コレクター市場では意外なものに高い需要があります。
価値がわからないまま廃棄してしまうと、後から「実は高額だった」と判明して後悔することもあります。

まずは仕分けと現状把握から

大量のコレクションを一気に整理するのは大変ですが、最初に以下のように仕分けしておくと、その後の対応がスムーズになります。

  • 未開封品・箱あり品:査定額が高くなりやすい
  • 箱なし・組立済み品:状態や人気次第で査定対象になる
  • 壊れている・欠品がある品:ジャンクとして需要がある場合も
  • よくわからないもの:まとめて業者に査定依頼するのがおすすめ

無理に細かく分類しようとせず、「ざっくり4つ」に分けるだけでもOKです。

ホビーは、まずは捨ててしまわないことが大切です!

専門業者にまとめて査定を依頼する

価値がわからない場合は、ホビー専門の買取業者にまとめて査定してもらうのが最も効率的です。
例えば、買取専門店トレジャーのような業者では、

  • フィギュア・プラモデル・超合金・ミニカー・カードなど幅広く対応
  • 箱なし・組立済み・壊れたアイテムも査定対象
  • 出張買取で大量コレクションでもまとめて査定可能

専門知識がある査定員が現物を見て価値を判断してくれるので、「素人ではわからないレア品」を見逃さずに済みます。

売るだけでなく寄付という選択肢も

「お金にはこだわらない」「次に使ってくれる人に渡したい」という場合には、寄付も一つの方法です。
たとえば、NPO法人 子ども支援センターでは、おもちゃやホビーを寄付として受け付け、必要な子どもたちや施設に届けています。状態が良ければ、売るほどではないアイテムでも有効に活用してもらえます。

まとめ:価値がわからないなら、まずは相談を

遺品整理で出てきた大量のコレクションは、最初から「ゴミ」と決めつけないことが大切です。
ざっくり仕分け → 専門業者に査定 → 状況に応じて売却・寄付・一部保管
この流れで進めると、思い出を尊重しながらスムーズに整理できます。

「価値があるかわからない」という状態こそ、プロに相談するタイミングです。