超重要!宅配買取でダンボールにうまく梱包する方法
おもちゃやフィギュアに限らず、本や洋服でもそうですが、宅配買取の場合、買取業者から送られてくる宅配キットのダンボールに品物を詰めて業者に送り返します。
この時の注意点として、ただ箱に収まればいいということではありません。
よほど貴重な壊れやすい品物でないかぎり、輸送中に破損することはないと思いますが、輸送中の事故を未然に防ぐためにも破損しないように気を付けて梱包する必要があります。一部の配送業者で問題になったように、自分が梱包したダンボールが相手に届くまで慎重に扱ってもらえるとは限りませんし、思わぬ事故にあう可能性もあります。
一応、ゆうパックやヤマトの宅急便、佐川急便でも輸送中に破損したことが証明できれば、保険が適用されて保障されるのですが、手続きが面倒だったりするので、事前にしっかりと梱包をして送るべきです。
宅配買取だけではなく普段荷物を送る時にも役に立つので、知っていて損はありません。
NGな梱包方法
一番NGな梱包方法が、「箱がガラガラで中のものが動く状態」です。
商品の大きさと箱の大きさが合わない場合、仕方ないからといって、プチプチや新聞紙に包んだだけで、ポイっとダンボールに入れて送る人がいますが、それはNGです。
いくら、梱包材があるとはいえ、箱の中で動いてしまうようでは、何度もトラックと営業所を通過して相手の手元に届くまでに、段ボールの壁に何十回もぶつかってしまいます。
意図せぬところで傷がついたり、角が潰れてしまったりすることがあるので、しっかり周りも埋めるようにしましょう。
上記のような状態でも、商品が動いてしまうので、もう少し隙間を新聞紙や広告、雑誌をバラシて埋めるなどして、品物が動かないようにしましょう。
理想的なのは、ダンボールを振ってみて、音がしないことです。(重量のあるものや大きなダンボールは別です)
もう一つの注意点として、ダンボールの蓋を閉める際、一番上には新聞紙などの緩衝材で数ミリは開けることです。
これは、相手に届いてダンボールを開封する際、カッターを使用する人が多いので、万一、カッターの刃が中身に当たっても商品や商品のパッケージが傷ついてしまうことを防ぐためです。
フィギュアなどを送るとき、パンパンに詰め込んで完璧に梱包しても、開封する際に傷ついてしまうと台無しです。
可能であれば、プチプチや厚紙などを一番上に敷いてダンボールを閉じるのがベストです。
エアキャップや厚紙がなければ、ティッシュの箱を分解したり、紙袋を乗せることで代用できます。
相手がダンボールを開けたときに、自分が梱包して送る前の状態になるのが理想です。
上手な梱包方法
理想的な状態は上記のようにダンボールの中身が隙間なく埋まっている状態です。
商品で隙間がなくなると、どんなに横や縦に揺れても中の品物は動きません。
この状態を梱包材を使って再現することが重要ですが、そもそも箱の大きさと中身があっていないと緩衝材がいくらあっても足りないということになりかねませんので、注意が必要です。
大量のフィギュアを送る場合、大きさやシリーズごとに分けるのではなく、箱に収まりやすいように、大きなフィギュアの横は小さなフィギュアで埋めるなど工夫することで上手く収まることもあります。
とはいえ、品物だけで埋めるのが難しい場合のほうが多いと思うので、その場合は、新聞紙を丸めたり、ダンボールの切れ端を折り曲げたりするのも有効です。
あとは、ゴミ袋やビニール袋に空気を入れて結んで上に乗せたり、間に挟んだりすることで緩衝材として利用することもできます。
箱なしフィギュアを梱包する場合なんかは、いらないタオルなどを使うのもありですね。
なにはともあれ、品物が破損しないことが1番大事なことです。
本当であれば、プチプチなど代表的な緩衝材でくるむのが一番ですが、不用品をお金に換えるために利用する宅配買取にわざわざお金をかける必要はありません。
新聞や雑誌、お菓子の空箱など、捨てるものをうまく利用して隙間なく梱包しましょう。
樹脂や塗装が心配なものは別々に梱包を!
箱なしフィギュアなど、特に注意しておきたいことなんですが、色移りや塗装剥げが心配な物は別々に紙で包むなどぶつかり合ったりくっついたりしないように工夫してダンボール箱に詰めます。
洋服のプリントや合皮などもそうですが、色が移ったりすることで価値が落ちてしまうこともあるので、素材にも注意して梱包しましょう。
ダンボールの閉じ方
ダンボール箱を閉じるときは、必ずガムテープで十字に留めます。底面をまっすぐに止めるだけの人もいますが、それだと重量によっては箱の底が抜けたり、ダンボールが潰れたりすることがあります。
十字に留めることで、ダンボール箱の底の強度がかなりアップしますので、必ず縦と横にガムテープを張りましょう。
真ん中に一本で十字でも構いませんが、大きいダンボールの場合は、二本ぐらい横に貼ってもいいぐらいです。
ダンボール箱の大きさに注意!
ほとんどの宅配買取業者では、宅配キットやダンボールの個数や大きさを指定してもらうことができます。
この時、自分の感覚でこのぐらいかな?と決めてしまうと、ダンボールが届いて、入れてみるとガラガラだったとか、逆に足りなかったとかいうことになることが多々あります。
届いて大きすぎた場合は、仕方ないので、詰め物でカバーするか、ダンボールの四隅を切って縮めるなど工夫して中身が動かないようにしましょう。
間違いないのは、お店側に大きさを決めてもらうことです。
衣装ケースいくつ分や、買い物かご〇個分、など、お互いにわかりやすい表現で、送りたい品物の量を伝えることで、ちょうどいい箱を送ってもらいましょう。
宅配便で送れる重さは25キロや30キロなどと決まっているようなので、重たいものは小さい箱に分散したほうが良いとか、逆に長いものがあるので、大きな箱じゃないと入らないとか、特徴のあるものも事前に伝えておきましょう。
そうすることで、ダンボールと品物のミスマッチを事前に防げる可能性が格段に上がります。
超重要!宅配買取でダンボールにうまく梱包する方法 まとめ
品物を梱包するコツ
- ダンボールに隙間をあけない
- 一番上に厚紙などを乗せる
- 底面のガムテープは十字に貼る
- ダンボールのサイズを間違えない
この4つがとても重要です。
重要なのは中の品物が壊れないこと!
できるだけ家にある不要なもので中身が動かないように梱包して発送したいですね。