弁護士・管財人からの依頼も!破産財産に含まれるホビーの実例

企業倒産や自己破産の手続きにおいて、破産財産として引き取られるのは不動産や車、売掛金だけではありません。

近年、ホビー・コレクション品が破産財産として扱われるケースが増えています。

弁護士や破産管財人から「ホビー用品の査定・買取が必要」という依頼を受けることがあり、実際に高額査定となるケースも少なくありません。

本記事では、破産財産に含まれることが多いホビー品の実例と、査定時の留意点を解説します。

なぜホビーが破産財産になるのか?

ホビー・コレクション市場は年々拡大し、以下のジャンルは資産性が高いと見なされることがあります。

  • フィギュア、超合金、模型などのコレクター商品
  • 中古市場でプレミア価格が付くアイテム
  • メーカー廃盤品や限定品・イベント限定

趣味で購入したものでも、査定額が数十万円にのぼる場合があり、破産財産として換価対象になるケースが増えています。

破産財産に含まれたホビーの実例

✅ フィギュア・ホビーショップの在庫

店舗閉鎖に伴い、数千点の在庫(新品・中古含む)が財産として換価対象に。

ジャンル例: 一番くじフィギュア/メガハウス(P.O.P)/BANDAI SPIRITS(フィギュアーツ)/プラモデル(ガンプラ・キャラクターモデル)

✅ 破産者の個人コレクション

個人所有でも高額になるケースがあります。

  • METAL BUILD(メタルビルド) 10体以上 → 数十万円規模
  • ホットトイズ 1/6 20体 → 買取総額80万円超の事例
  • 昭和の超合金 → 一部ジャンクでも高額査定

✅ レトロゲーム・トレカ

プレミア価格の高騰により、換価価値が高い代表格。

  • ファミコン/メガドライブ/PCエンジン/スーファミのソフト
  • ポケモンカード(初期・限定プロモ)
  • 遊戯王 初期(レリーフ・シークレット)

✅ 大量のプラモデル “積みプラ”

ガンプラや軍事模型が段ボール数十箱単位で見つかるケースが多いです。※組立済みモデルでも換価可能な場合あり。

査定時に重視されるポイント

項目 重要度 備考
点数・数量 ★★★★☆ まとめ査定・一括換価が求められる
相場の根拠提示 ★★★★★ 管財人報告用の査定書・根拠資料が必要
買取記録の透明性 ★★★★★ 手続き上「証跡(写真・リスト・伝票)」が必須
出張対応 ★★★★☆ 大量案件・遠隔地対応のため必須

どこに依頼すべき? “専門性”が重要

破産財産の場合、一般のリサイクルショップでは対応が難しいケースが多いです。ジャンルごとの市場相場や希少性判断ができず、適正価値がつかない恐れがあります。

弁護士・管財人から選ばれているのは、ホビー専門で査定書の作成や大量買取に対応できる業者です。特に買取専門店トレジャーでは、以下の対応が可能です:

  • 大量買取(数百〜数万点)・全国出張査定
  • 管財人向け「査定書」「見積書」作成・根拠提示
  • 商品リスト・買取証明書など証跡の整備
  • 組立済みプラモデル・箱なしフィギュア・ジャンクも対応

まとめ

  • ホビーは「趣味の物」ではなく換価可能な資産になり得る
  • フィギュア・超合金・レトロゲーム・トレカは特に価値がつきやすい
  • 専門店での査定が、適正な換価・手続きの透明化につながる

店舗倒産・法人整理はもちろん、個人破産でも高額コレクションが財産として扱われる時代です。ホビー関連の財産評価が必要な場合は、証跡・書類対応まで含めて任せられる専門店へご相談ください。