おもちゃ買取のトラブルいろいろ

HPに相場以上の高額が記載されている→ウソというトラブル

買取あるあるですね。

最近では、買取相場をホームページで公開している業者が増えました。

消費者としては、買取価格を比較しやすいので、とても助かりますが、その価格を信じて依頼してみるとビックリ激安で買い取られてしまうということが頻繁に起こっているようです。

業者の言い訳は、「ホームページの情報が最新ではない」だったり、「公開されているのは新品の価格」だったりするわけですが、そんなこと言われても・・・というのが本音。

ウェブサイトの価格が最新情報なのか、新品じゃない場合、どのぐらい減額になるのかなど、気になる情報は問い合わせてみましょう。

ちなみに、公開されている価格は、新品未開封の最高値であることが多いので、開封しているだけで半額になることも。箱が潰れている、箱がないとなると、半額では済まないことがほとんどですね。

営業の電話をかけてくる→トラブルに巻き込まれる

営業の電話をかけてくる業者は、かなりの確率で悪徳業者です。笑

正しく運営している会社は、テレアポではなく、ホームページやチラシなど一般広告で集客していることがほとんどです。

よくあるテレアポでは、不用品何でも買いますという触れ込みで、食器や贈答品、衣類など売ってくださいといいながら、貴金属やブランド品を無理やり買っていくというケースです。

テレアポや突然の訪問営業には気をつけましょう。

返送されない&査定額がゼロ、未開封新品が開封されるトラブル

おもちゃ買取のトラブルで多いのが、宅配買取で送った後のトラブル。

手元に商品がなくなっているので、後はそのまま売るか、納得出来ない場合は返送してもらうしかありません。

業者によっては、キャンセルや返却を要求しても、返送されないという悪徳業者があったり、査定額がゼロだったと言って返してくれないどころか、買取代金まで支払われない業者があるとの話も耳にします。

あとは、新品未開封の商品が開封されてしまうという事もよく聞きますが、中身の確認のために開封されるのはよくあることです。

大手の駿河屋さんも、新品未開封は、開封して検品しますと明言しています。

古い商品だと中身が劣化していたり、カビやシミなど外からではわからない劣化があることがしばしばあるからです。

新品が開封されてしまう業者は、トラブルというよりむしろちゃんと検品していると言えるのかもしれませんね。

クーリングオフできない

主に訪問販売に適用されるクーリングオフという制度があります。

訪問販売などで、商品を押し売りされた場合、一定期間の間であれば、契約を解除し、返品&返金を要求できるという制度です。

現在では、買取にも適用範囲が広がり、一部の押し買いなど、意図に反して無理やり買取された場合など、返却を要求できるようになりました。

ただし、自分から依頼した場合で、依頼対象のモノを買い取ってもらった場合、クーリングオフは適用されません。

たとえば、今回の例でいうと、「おもちゃ」の買取を依頼して、出張買取で「おもちゃ」を買い取ってもらった場合、クーリングオフの対象外になります。

では、どのような時が対象になるのかというと、「不用品買い取ります」といって古着を売る約束で業者が来たところ、貴金属やブランド品を無理やり買い取られたというケースなど、約束していない品物を買い取られた場合、8日以内であれば、返却を要求できます。

クーリングオフのためには、業者の名前や住所を正確に把握しておかなければなりません。

悪質な業者は、連絡先を残さないどころか、ニセの会社名を使ったりするので、注意が必要です。

一番は、営業電話からの買取の約束はしないこと、業者は自分で選びましょう!

壊される、すり替えられる、盗まれる

愛着のあるコレクションを売るときに何よりショックなのは、粗末に扱われることですよね。

出張買取では、その場で査定状況を確認できるので、査定員を見ていればその方の知識や経験、会社の対応なども見て取れます。

でも、宅配買取となると、商品を発送してしまうと後はどうなったのかわかりません。

中には、値段に納得がいかず返送してもらったら壊れていた、とか、中身が違っていた、などというケースがあるようです。

信頼できる業者であるかどうか、ホームページの内容だけでなく、問い合わせ時の対応やレビューを確認するなど業者選びは慎重に行いましょう。

無理やり買い取ろうとする

電話営業や訪問買取(飛び込み営業)で不用品をなんでも買い取るという触れ込みで家に来たら最後、貴金属やブランド品などを出すまで居座って帰らないという業者が増えているようです。

特に高齢者をターゲットとして家に押しかけ、無理やり貴金属を買い取っていくようですが、口車に乗せられて上手く誘導されているからか、被害に気づいていない高齢者も多いようです。

電話営業や飛び込み営業には気をつけましょう。